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Q&A

試験について
Q33: 限定使用条件よりも一般使用条件の方が、試験適用荷重値が小さくなっているサイズがありますがなぜですか。
Q34: 当社のホイールは同じ金型(モールド)で製造し、鋳造品を異なるインセット等、P.C.D.、ボルト孔に切削加工しています。 試験・登録要領5では、試験ホイールに関し「基礎設計により区分された型式(同一製造条件で同一モールドにより製造された製品。ただし、明らかに加工上強度に影響があると判断されるものについては別型式とする。) から選出した軽合金製ホイールとする。」と規定されておりますが、一つの型式が登録されていれば、金型が同じで切削加工により製造された他の型式にもVIAマークを表示してもよいですか。
Q35: 輸入自動車で限定使用条件表に対象となるハブ取付け仕様の記載がありません。どうしたらよいですか。
Q36: VIA登録されているホイールを製造している金型を譲り受けました。再登録の必要がありますか。
Q37: アルミホイールを輸入して発売したいのですが、承認されている試験設備を保有するメーカーに試験をしてもらい、その試験成績書により書面審査を申請できますか。
Q38: 衝撃試験で打撃箇所をバルブ孔の箇所とディクス部デザインの異なる箇所とされているのはなぜですか。
Q39: スポークのフランジの端など、あまり強度と関係のない部分に、衝撃試験で三面につながる微細なクラックが数ミリ程度入った場合でも判定は不合格ですか。
Q40: JWLの貫通き裂とJWL-Tのき裂とはどう違うのですか。
Q41: 衝撃試験でホイールが曲がった場合の判定はどうなりますか。
Q42: 衝撃試験で、13度試験(JWL基準)と30度試験(JWL-T基準)で試験空気圧が違うのは何故ですか。
Q43: 乗用車用ホイール(JWL基準)の半径方向負荷耐久試験の空気圧460kPaは、実用タイヤ空気圧に比べて高すぎませんか。
Q44: 半径方向負荷耐久試験を車両検で実施する場合、タイヤを装着する際のタイヤの向きはどちらですか。
Q45: めっきホイールはなぜめっき処理後でないとテストを受けられないのですか?
Q46: 昨年、苦労して合格できたのに今年は試験条件が更に厳しくなっているケースがあります。どうしたらよいですか。
Q47: 書面審査を申請する場合、承認試験機で試験を実施すればよいですか。試験結果は出さなくてもあるいは不合格でも良いですか。また、一定の期間で実施する品質チェックで、一部に不合格品が発生してもよいですか。
Q48: 毎年試験の条件や使用タイヤが変わるため、切り替え移行期間が欲しいのですが、どうしたらよいですか。
Q49: 試験条件表に記載されているタイヤが入手できません。どうしたらよいですか。
Q50: 書面審査による登録申請に提出する試験成績書は、開発時の試験条件及び試験結果でよいですか。
Q51: 回転曲げ疲労試験中、取付けボルトが破損した場合、ボルトを交換してテストの続行はできますか、また、その試験データは有効ですか。
Q52: 回転曲げ疲労試験の回転速度についての規定はありますか。
Q53: 回転曲げ疲労試験の回転速度は、500r.p.m.でもよいですか。その場合は試験回転数を減らせますか。
Q54: 取付け仕様が複数あるマルチタイプのホイールの場合、それぞれのハブ取付け仕様で試験適用荷重が違うのはなぜですか。


Q33: 限定使用条件よりも一般使用条件の方が、試験適用荷重値が小さくなっているサイズがありますがなぜですか。
A33: 限定使用条件は、自動車の重量をベースに更に安全率も考慮して算定しています。
一般使用条件は、タイヤの最大負荷能力に対応する荷重がベースになっています。
算出条件のベースが異なるため一部このようなこともあります。
 


Q34: 当社のホイールは同じ金型(モールド)で製造し、鋳造品を異なるインセット等、P.C.D.、ボルト孔に切削加工しています。 試験・登録要領5では、試験ホイールに関し「基礎設計により区分された型式(同一製造条件で同一モールドにより製造された製品。ただし、明らかに加工上強度に影響があると判断されるものについては別型式とする。) から選出した軽合金製ホイールとする。」と規定されておりますが、一つの型式が登録されていれば、金型が同じで切削加工により製造された他の型式にもVIAマークを表示してもよいですか。
A34: 同じ金型を使用して製造するものであれば、取付け仕様(インセット等、P.C.D.、ボルト孔数) が異なるものであっても、代表型式ホイールを登録し、ハブ取付け仕様の異なるほかのホイールは、所定の一覧表(登録型式類別リスト) を提出することにより、類別登録としてVIA登録の申請ができます。
その中で試験適用荷重値が最大で、かつ、回転曲げモーメント値が最大となるホイールサイズを代表型式として選出し、所定の試験成績書を添付して申請してください。つまり、登録申請書には、代表型式の試験成績書と登録型式類別リストを添付することになります。
また、2ピースや3ピースの組立式ホイールでは、同一金型のディスクで同一リム径であれば複数のハブ取付け仕様やリム幅についても代表型式と類別により登録申請ができます。
なお、VIAマークは、申請し登録手続きが完了してからホイールに表示してください。
代表型式にて登録済みの商品群の中で、ある1サイズがサーベイランステストで不合格になった場合は、代表型式と類別登録されたすべての製品が不合格扱いとなり、登録が抹消されますので、改めて個々の製品ごとに3項目の試験を受け直していただくことになります。


Q35: 輸入自動車で限定使用条件表に対象となるハブ取付け仕様の記載がありません。どうしたらよいですか。
A35: 一般使用条件で試験を受けてください。

Q36: VIA登録されているホイールを製造している金型を譲り受けました。再登録の必要がありますか。
A36: ホイールの強度は、金型だけでは決まりません。また、登録は、申請者と商品名で行うものです。新たに登録の申請が必要です。


Q37: アルミホイールを輸入して発売したいのですが、承認されている試験設備を保有するメーカーに試験をしてもらい、その試験成績書により書面審査を申請できますか。
A37: 書面申請はできます。なお、品質管理面より、ホイールメーカーと承認試験設備の保有者及び発売元が常に品質保証上、相互の連絡を行っている体制が必要となります。


Q38: 衝撃試験で打撃箇所をバルブ孔の箇所とディクス部デザインの異なる箇所とされているのはなぜですか。
A38: JWL基準では「打撃箇所により試験結果に違いが生じる可能性を考慮し、リム外周部の十分な数の打撃箇所にて試験を行う。」と規定されておりますが、協議会では試験の効率上、@バルブ孔周辺、A部位@の180度反対近傍の部位@と模様の異なる2ヶ所でテストしております。 なお、登録申請事業者各位におかれましては、十分な数の打撃箇所でテストを実施し、強度のバラツキを確認してください。


Q39: スポークのフランジの端など、あまり強度と関係のない部分に、衝撃試験で三面につながる微細なクラックが数ミリ程度入った場合でも判定は不合格ですか。
A39: 強度と関係があるからクラックが発生すると考えられます。たとえば、スポークの縁の一部でも三面につながっていれば不合格です。
ただし、試験装置のおもりが直接ディスクホイールに接触したための損傷、変形などは判定の対象としません。


Q40: jwlの貫通き裂とjwl-tのき裂とはどう違うのですか。
A40: JWL-Tの判定基準では貫通していなくても、き裂が発生すれば不合格です。


Q41: 衝撃試験でホイールが曲がった場合の判定はどうなりますか。
A41: JWLの判定基準では曲がっても空気もれやき裂がなければ合格です。ただし、JWL-Tの判定基準では著しい変形は不合格になります。

Q42: 衝撃試験で、13度試験(JWL基準)と30度試験(JWL-T基準)で試験空気圧が違うのは何故ですか。
A42: 13度試験では全て空気圧は200kPaですが、30度試験では試験適用タイヤごとの最高空気圧となります。トラック及びバス用ホイール(JWL-T基準)については、バン・小型トラック用タイヤから大型トラック・バス用のタイヤまで、タイヤサイズごとに空気圧が大きく異なるため、ホイールに装着されるタイヤサイズに対応した空気圧が、適用試験条件となっています。なお、半径方向負荷耐久試験においても、JWL基準とJWL-T基準で試験前空気圧が異なるのは上記の理由です。


Q43: 乗用車用ホイール(JWL基準)の半径方向負荷耐久試験の空気圧460kPaは、実用タイヤ空気圧に比べて高すぎませんか。
A43: 一般的なタイヤの空気圧では、試験の際タイヤへのダメージが大きいため、本来のホイール耐久強度の促進試験として不適切であり、試験の継続性と試験の安全性を考慮のうえ、460kPaで実施しています。なお、JWL基準では「適用するタイヤの空気圧の最大値以上」また、ISO3006 Passenger car road wheels-Test methodsでは、試験適用タイヤ空気圧が実用領域のタイヤ空気圧ごとに細分化されており、実用タイヤ空気圧が200kPa程度では450kPaの試験空気圧とされています。


Q44: 半径方向負荷耐久試験を車両検で実施する場合、タイヤを装着する際のタイヤの向きはどちらですか。
A44: 回転ドラムの方向から、ホイールは反時計回りに回転しますので、方向性のあるタイヤは、反時計回りに回転する側のタイヤ(左側用)を装着してください。


Q45: めっきホイールはなぜめっき処理後でないとテストを受けられないのですか。
A45: 協議会では登録申請に対する確認試験は、最終製品状態で試験を実施することとしています。


Q46: 昨年、苦労して合格できたのに今年は試験条件が更に厳しくなっているケースがあります。どうしたらよいですか。
A46: 自動車は毎年新車が発売されるため、試験条件表も毎年見直しを行っています。新しい試験条件に適合するホイールを製造・販売してください。 なお、特異なケースとして、一時的に試験条件を2通りとすることがありますが、その際は誤使用のないようコーションラベルを貼るなど、販売店・ユーザーに対して安全に関する啓発等充分な配慮が必要です。


Q47: 書面審査を申請する場合、承認試験機で試験を実施すればよいですか。試験結果は出さなくてもあるいは不合格でも良いですか。また、一定の期間で実施する品質チェックで、一部に不合格品が発生してもよいですか。
A47: 試験を実施し基準に適合できる製品を連続して生産できない場合、JWL 、JWL−T 、VIAの品質基準を満足できていないことになります。 生産される全ての製品において、品質基準に適合する品質管理が備わっていることが確認できてから、製造メーカーで試験を行い合格した場合、試験成績書を添えて申請してください。JWL、JWL−T、VIAの品質基準は最低の要求基準です。従って、製造・販売される全ての製品で基準に適合する事が必要です。


Q48: 毎年試験の条件や使用タイヤが変わるため、切り替え移行期間が欲しいのですが、どうしたらよいですか。
A48: 前年に発行された試験条件表に掲載された試験条件(使用タイヤ含む)及び表示荷重記号による登録の申請は、翌年の1月1日以降は認めないこととしておりますので、それまでに速やかに対応してください。また、試験条件表の一部改訂版が発行された場合には、改訂版発行の翌月から4ケ月以内に限り、改訂版以前の試験条件及び表示荷重記号による登録の申請を受け付けております。


Q49: 試験条件表に記載されているタイヤが入手できません。どうしたらよいですか。
A49: どうしても入手できない場合は、半径方向負荷耐久試験用タイヤについては、適用されるタイヤで次に負荷能力の大きいタイヤを使用してください。 衝撃試験用タイヤは必ず入手してください。それも入手不可能な場合は、車両検にご相談ください。


Q50: 書面審査による登録申請に提出する試験成績書は、開発時の試験条件及び試験結果でよいですか。
A50: 登録申請される製品と同一品質基準を備えた製品並びに、登録申請時に制定されている試験条件による試験となりますので、最新の試験条件及び試験結果による申請をお願いします。
また、試験結果は登録申請時以前、6ヶ月以内のデータを記入してください。


Q51: 回転曲げ疲労試験中、取付けボルトが破損した場合、ボルトを交換してテストの続行はできますか、また、その試験データは有効ですか。
A51: ホイールのフランジを固定しているボルトは取り替えても問題はありません。また、ホイールディスク部を固定しているボルトが破損した場合は、ホイールの強度に影響があるか否か技術的な判断を実施して、その後のテストの続行について判断してください。 なお、試験途中に破損のないように、できるだけ試験開始時に新品のボルトを使用してください。


Q52: 回転曲げ疲労試験の回転速度についての規定はありますか。
A52: 試験の実施細則に100r.p.m.以上と明記されています。

Q53: 回転曲げ疲労試験の回転速度は、500r.p.m.でもよいですか。その場合は試験回転数を減らせますか。
A53: 500r.p.m.でもよいですが、ホイールの共振等を考慮のうえ回転速度を決定してください。なお、試験回転数を減らすことはできません。

Q54: 取付け仕様が複数あるマルチタイプのホイールの場合、それぞれのハブ取付け仕様で試験適用荷重が違うのはなぜですか。
A54: 取付け仕様ごとに適用車両の輪重の最大値により、試験適用荷重値を算定しているからです。

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